校長室から

避難訓練、校長講話の内容をご紹介します。

2024年9月6日 14時51分

避難訓練、たいへんお疲れ様でした。
そして、たいへんすばやく、お話をしないで静かに避難をすることができました。児童の皆さんも、先生方もありがとうございました。

さて、児童の皆さん、夏休みには九州で大きな地震が発生するなど、この茨城県でも地震が起きる可能性が高まっています。
そんな中、今日はたいへん暑いのですが、地震は人間にとって都合のよい時を選んでくれません。暑い日、ぎゃくに寒い日、大雨の日、朝の登校中に、学校にいるとき、下校しているとき、遊びにでかけているとき、夜、うちで寝ているなど、いつ起きるか、まったくわかりません。

実は今からおよそ100年前の9月1日、午前11時58分、関東大震災という大きな地震が発生しました。関東という名のとおり、東京、神奈川、茨城、千葉、静岡県などに大きな被害が出ました。当時、お昼時ということもあってお料理に火を使う家庭が多く、またその日は台風の影響で風がたいへん強く火事が広い範囲に広がり、大勢の人たち、およそ10万人が犠牲になりました。その火事は3日間も続いたそうです。

このように、地震はたいへんな被害が生むときがあります。私たちは、いつ大きな地震が来ても、だいじょうぶなように心がけておく必要があります。
みなさんのおうちでは、地震の備えはだいじょうですか。防災セットや、家具などが倒れてこないようになっていますか。ぜひ、今日、おうちに帰ったら確かめてください。そして備えが不十分だったら、おうちの人と相談してみましょう。終わります。