働き方改革について

国の方策として「働き方改革」が叫ばれています学校においても「職員の働き方改革」を進めていくことは、重要な課題となっています。20193月には文部科学大臣から「学校の働き方改革は、これまでの先生の働き方を見直し、毎日元気に子供たちの前に立って未来につながる力を育む教育を行うために必要なものです。先生には授業やその準備をはじめとした先生にしかできない教育活動に全力投球していただきましょう。(一部抜粋)というメッセージが出されました。

校では、県や市の指導のもと「勤務時間(8から16時30分)や健康管理を意識した働き方の推進」と「業務の明確化・適正化」を中心に働き方改革を進めているところです。働き方改革を推進することで、教師の人間性や創造性を高め、児童と向き合う時間や質の高い授業をするための授業準備の時間を確保していきます。保護者の皆さまには、ご理解とご協力をいただけますようお願いいたします。

八俣小学校における働き方改革

八俣小学校の取り組みを紹介します
学校サポーター・スクールサポートスタッフとの協力
取組内容・担任が印刷していた教材・手紙等の印刷
・学校の環境整備や来客の応対
  等の業務を,学校サポータやスクールサポートスタッフの方に依頼しています。
導入の効果・教材やプリント印刷の業務が削減され、教材研究の時間を確保することができました。
・教職員に時間のゆとりができたため、児童と向き合う時間が増えました。
・環境整備や来客対応する時間が減りました。

データの共有・ペーパーレス化
取組内容・会議資料をプリント配付していたものを校務 PC で共有化を図りました。
・職員間の連絡もオンライン上で行うことで、全職員がいつでもどこでも連絡事項を閲覧できるようにしました。
・健康観察アプリ(リーバー)を導入し、欠席の連絡や毎日の検温をオンライン化しました。
導入の効果・事前に資料をオンラインで確認できるため、協議内容が精選され会議時間の縮小となりました。
・回覧資料が膨大でも、手元のPCやタブレット端末で確認できるため利便性が向上しました。
・欠席の連絡に関する朝の電話対応の時間、登校時の検温・確認の時間が削減されました。また、全職員が必要な時に素早く個々の出欠状況を確認できるようになりました。
・紙資源の保全となり、SDGsにもつながっています。

※八俣小学校の取り組みが、茨城県教育委員会のウェブサイトでも「教職員の時間外在校等時間縮減に効果の高い市町村及び学校の取組効果の高い市町村等の取組」として紹介されています。