校長室から

卒業証書授与式 式辞の内容をご紹介します。

2025年3月19日 15時41分

春の気配が、そこはかとなく感じられるようになった、そんな季節の中、八俣小学校創立140周年の歴史と伝統をつないできた、この記念すべき卒業証書授与式を挙行することができ、喜びに堪えません。そしてさきほど、卒業生62名に卒業証書を手渡しながら一人一人の立派な姿を見ることができ、感無量でございます。
思い起こせば、卒業生のみなさんは六年前、平成31年4月に本校の門をくぐり入学してきました。その年は5月1日に「令和」という新しい年号に変わりましたが、その感慨に浸るまもなく、あっという間に6年間が過ぎました。そしていよいよ、本校を巣立つその瞬間がやってきました。先生方、在校生も含め、とてもさびしい気持ちでいっぱいですが、みなさんの心の中では今、たくさんの思い出が浮かんでいることと思います。
その間には、約3年間に及ぶコロナ禍もあり、多くの学校行事が中止・縮小となり、厳しく制限された中で、日常生活を送ることを余儀なくされました。しかし、みなさんはそれに負けることなく、仲間と力を合わせ、助け合いながら、小さな喜びをみんなで大きな喜びに変え、ひとつひとつ、立ち向かって乗り越えていきました。
こうしてみなさんは八俣小学校の140年に及ぶ歴史の中で、とても貴重な1ページを刻むことができました。苦しさやつらさに負けず、大きな試練を乗り越えるたびに、それ以上に大きく成長することができたみなさんを心から誇りに思います。

保護者のみなさま、6年間にわたる義務教育、その前半がコロナ禍によりお子さんたちの学校生活に大きな影響が及びましたが、みなさまの深い愛情と温かいご支援により卒業生はもちろん、私たち教職員も支えていただきました。心より感謝を申し上げます。そのおかげをもちまして、お子さんたちはたいへん立派な、八俣小学校が誇る自慢の子どもたちに育ってくれました。ぜひ、そんなお子さんたちをほめてあげていただければ幸いでございます。

最後になりますが、卒業アルバムにも書かせていただきました、「1匹目のペンギン」のお話、将来の見通しがつきにくいこの時代ですが、この時代だからこそ、みなさんには仲間のために、家族のために、そして地域のため、国境さえも超えて勇気をふりしぼって大海原に最初に飛び込むペンギンであってほしいと願っています。みなさんの活躍を心から期待いたします。
以上をもちまして、はなはだ、簡単ではございますが、卒業生をはじめ、ご出席いただきましたみなさま方のご健勝とご多幸を祈念し、式辞といたします。
令和7年3月19日 古河市立八俣小学校長 大谷 良明